クレジットカードの発行可能な年齢

クレジットカードを入手するためには、申込者本人が発行可能な年齢である必要がある。原則、18~65才くらいまでの年齢の方が対象となる点に注意したい。
また未成年は親権者の同意が必要で、特に18才未満の場合には、クレジットカードの発行は無理だと思った方が良い。中学校卒業と同時に、一生懸命働いている方も多いが、車の免許などと同じで、指定の年齢になるまでの発行は難しいと思った方が良いだろう。

18、19才の場合

あなたがもし18才や19才といった未成年の場合には、どんなに安定した職業についていて年収が高い場合でも、必ず親権者の同意が必要となる。また、大学生や専門学校生といった学生の場合には、一般のクレジットカードでは審査に通る可能性が低いため、学生カードと呼ばれる学生のためのクレジットカードを狙うのが無難。
また、自分でクレジットカードの申込をしなくても、父親や母親といった両親が所有しているクレジットカードの家族カードを発行できるので、頼んでみるのも手一つの方法である。

18歳でも高校生ではクレジットカードを持てない

たとえ18才であったとしても、高校生はクレジットカードを原則持つことは出来ない。しかし、特殊な4年制や5年制高校(高専など)の場合には学生カー ドの発行を許される場合があるので、必要な場合には各クレジットカード会社に確認してみると良い。

20才以上の社会人の場合には誰でも申込可能

20才以上の方で、安定した職業についているという方は、原則申し込むことが可能。
また、アルバイトやパートといったやや不安定な職業についている方でも、対象としたクレジットカードも多いため、限度額は低いかもしれないが、審査に通ることも十分可能。
ゴールドカードなどのステータスの高いクレジットカードを無理に狙わなければ、クレジットカードなんていとも簡単にカードを作れるので、是非、難しく考えずに申込もう。

働いているのに審査に落ちる場合は

きちんとした職業についていて、クレジットカード審査に落ちるようなフシがない場合には、あなたの信用力を管理している個人信用情報機関というところに問い合せてみると良い。もしかするとあなたの名義を他人が勝手に利用している場合や、同姓同名の方と勘違いされているケースも稀に存在するためだ。万が一悪用されている場合には、あなたの知らないところであなた名義の借金が膨らんでいる可能性もあるので、防犯のためにも確認してみると良い。

高齢になるととたんに審査が厳しくなる

冒頭では65才までと記載したが、実際には70才でも新規にクレジットカードを発行することが出来る方もいる。このあたりの年齢制限はカード会社によって異なってくる。
しかし、カード会社からしてみれば、「年齢が高い=突然亡くなってしまい、利用金額の回収が出来なくなる」という可能性も高くなってしまうので、年齢があがるにつれて審査が厳しくなる傾向があるのは間違いないだろう。
また、60才を越えている場合ですでに定年退職をしてしまった場合なども、クレジットカードの新規発行は難しいケースが多い。出来る限りそうならないように、在職中に数枚、カードを申し込んでおくことが良い