クレジットカードの新規発行は、早いものだと翌営業日に完了するものもあります。
ふつうは1週間程度、また、ゴールドカードなどのように審査の厳しいハイクラスのカードでは大体1ヶ月程度ぐらいを目安にすると良いでしょう。海外旅行など、特定の目的に使用するためにカードが早く欲しいときなどは、審査・発行が早いカードはうれしいですね。
新規発行の申し込みは早いに越したことはありません。発行までの審査や手続きがスムーズに進むよう、必要事項を正確に記入・入力することを心がけ、必要書類などに不備や不足のないようにしておきましょう。
クレジットカード会社は、現代人のライフスタイル動向を、カード利用者の消費傾向や意識調査などのデータに基づいて研究しながら、多岐にわたる分野で、それぞれターゲットを絞ったクレジットカードを開発しています。
クレジットカードを機能面から大別すると、
1.手厚いトラベル&エンターテイメント特典と、ステータス感を楽しめるゴールドカード(年会費有料)
2.キャッシュバックやポイント還元でおトクなカード(年会費無料と有料のカードが混在)
3.特定の施設・店舗での優待割引特典を目玉とするカード(主に年会費無料)
があります。
カードによっては、これらの機能のうち二つを同時に満たすものもありますが、全ての分野でおトク度最強のオールマイティカードというものは存在しません。ある分野における優待割引やポイント還元は非常におトクであっても、他の分野ではそうではないわけです。
ですから、クレジットカードをおトクに活用するためには、日常的に主に利用するメインカード(旅行やエンターテイメントにお金をかける方やカードのステータス感を楽しみたい方はゴールドカード、実利を追求する方ならポイント高還元カード)と、ガソリン料金値引きやロードサービス、系列店での優待割引などの特典を利用するためのサブカードとの使い分けが重要になります。
クレジットカード入会申込の際に、カード会社によってこの人は信用できる人かチェックされます。これが審査です。審査の際、申告しなければならない項目のうち、「年齢(生年月日)」、「居住形態(持家、賃貸、社宅など)」、「居住年数」、「勤務先および事業規模(資本金/従業員数)」、「役職」、「勤務形態(正社員、派遣社員、パートなど)」、「現在のローン残高」、「借入件数」、「家族構成(独身・既婚/親と同居・別居/子供の有無)」などは、全て審査項目(スコアリングの対象)に入ります。
これらのうち、ゴールドカードなどの入会資格として、よく明示されている「年齢○歳以上、年収○万円以上、勤務年数○年以上」の3項目および「居住年数」は、クレジットカード入会において、とくに重要な審査項目といわれています
具体的には、勤務年数および居住年数は、いずれも最低1年はないと、学生もしくは新社会人でない限り、審査通過はまず無理でしょう。「年収」については、あくまでも自己申告であり、クレジットカード会社にとっては、裏付けを取ることが困難な属性です。とはいっても、クレジットカード会社は、申込人の「年齢」、「勤務先の事業規模」、「勤務年数」および「勤務形態」などから、大体の年収を推定することができます。
クレジットカード入会に必要な年収ですが、一般的には200万円以上が最低ラインとされています。
ゴールドカードの発行基準は各社異なり、これなら絶対というものはありません。一般カードの利用実績によりゴールドカードへのアップグレードを招待(インビテーション)されたり、はじめからゴールドカードが発行されることもあるでしょう。いずれにしてもクレジットカード会社が認める「ぜひメインカードとして使い続けてもらいたい」会員に向けて発行されるカードとなっています。
優良会員の証たるゴールドカードを発行してもらうための、気になる審査基準ですが、1)年収、2)延滞・事故情報、3)勤続年数、4)年齢が重要視されるといわれています。クレジットカードは会員の支払い能力を証明するカードともいえるので、まさに会員の信用を審査しています。
晴れてゴールドカードが発行されれば、ゴールドカード会員のみに許されたサービスを受けることができます。
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